「北の国から」が大好きです。五郎さん、本当に本当にありがとうございました。

Hola！（オラ）こんにちは ♪

どーも、ママしゃんです。

マドリードも日に日に暖かさを増し、春の訪れを感じる今日この頃です。

先日いつもの様にミルクにお留守番をさせて、近所のレティーロ公園に出かけてきました。

f:id:kurerin:20210405000825j:plain — 「今日もあたちはお留守番ニャ。」

f:id:kurerin:20210405021705j:plain — アルメンドロの木（だと思います）のピンク色の花がとても綺麗です。

このレティーロ公園はもともと王家の私有地でしたが、今は市民の憩いの場となっています。私が訪れたこの日もお日様日和だったので、たくさんのスペイン人が公園に遊びに来ていました。

ミルクがワンちゃんならこの公園の中を思い切り散歩させたいんですけどね〜。かわいそうだけど、猫のミルクはいつもお留守番役です。(^^;

f:id:kurerin:20210405021635j:plain — アヒルや鴨が日光浴してます。ポカポカ気持ち良さそうですね♪

f:id:kurerin:20210405021406j:plain — あ、こちらに気づきました。邪魔しちゃったかな？(^^;;

f:id:kurerin:20210405021443j:plain — なぜかパンダさんもいました。どこか寂しげですね。笑

帰宅後、パソコンで日本のニュースをチェックしていたら、とてもショッキングなニュースが目に飛び込んできました。

『田中邦衛さん死去』・・・。

北海道の富良野を舞台に描かれた私の大好きなドラマ「北の国から」の主演を務めた田中邦衛さん・・・。ドラマの中での田中邦衛さん演ずる五郎さんのどこか不器用で、それでも一生懸命に家族へ深い愛情を注ぐ父親像はとても印象的でした。その姿は、何十年経った今でも色褪せる事はありません。子供の頃は、北海道の富良野に五郎さんファミリーは本当に暮らしてるんだと思っていた程です。ひたむきに生きる五郎さんや純や蛍の成長していく姿を通して、家族の本来あるべき姿を学んだと言っても過言ではありません。それだけ人生において影響を受けた作品なんです。

私事ですが、私もかなり若い頃に母親を亡くしているので、男手ひとつで純と蛍を育てる五郎さんの姿は実の父親と重なるところが多く、その父親も3年前に他界しましたが、少し不器用なところや自分で家の補修をしてしまうところか・・・今思えばどことなく五郎さんに似てたんですよね。純や蛍とほぼ同年代の私にとっては、五郎さんは本当のお父さんみたいな感じだったんです。

最近はテレビでお見かけしませんでしたが、まだまだお元気だと思っていたので・・・悲しいですね・・・。

日本の桜はもう満開の頃を過ぎてしまったでしょうか・・・。私がレティーロ公園で見たアルメンドロの木の花たちもいつかは散ってしまいます。でも儚いからこそ美しいのかもしれません。諸行無常とはよく言いますが、世の中は常に変化していて変わらない物はないんだなぁと改めて考えさせられます。でも目に見える物は変化してしまっても、「北の国から」の五郎さんの優しい笑顔や心打たれたたくさんの言葉は、思い出としていつまでも心の中に刻んでおきたいと思います。

たくさんの感動を私たち国民に与えてくれた五郎さんに、今は感謝の気持ちでいっぱいです。本当に本当に、たくさんの愛と感動をありがとうございました。どうぞ、天国で安らかにお眠り下さいね。